幼虫期間というのは、種類や個体差によって違いがあるものです。今思えば当たり前の事だったと思うのですが、当時は飼育してみたい種、名前がカッコ良さそうな種という理由だけで、選んでいました。秋に幼虫の飼育を開始すれば、翌年の夏には羽化するものだと勝手な思い込みをしていました。名前がカッコ良さそうだから、ヘラクレスオオカブト、ネプチューンオオカブト。大きそうだから、エレファスゾウカブト。色が綺麗だから、ニジイロクワガタ、ババオウゴンオニクワガタ。こんな感じで選んでいました。入手したあとに色々調べてみると、幼虫期間にかなり差があることがわかりました。ニジイロは早ければ半年ちょっとで、エレファスゾウカブトは2年以上。これだけ差があることにちょっとビックリでした。来夏には成虫をみれると思っていた息子からも、
と不満の声もありました。
ですが、こればっかりは気長に待つことしかできないですから仕方ないですけどね。
ただ待っているだけというのもつまらないので、マット交換や菌糸瓶交換の時は、重さや大きさを計ったりして成長過程を記録したりしながら親子で楽しみながら飼育しています。飼育するのであれば、事前にどのくらいの期間が必要なのかや幼虫がどの状態(初令、2令、3令)の時に購入するかを確認することをオススメします。