飼育編が終わりましたので、次のステップに突入です!飼育開始の時点でオスメス同居させておけば自然と交尾(ペアリング)もしているはずです。1週間程経過したころに仲良くエサを食べていれば交尾が完了していると考えても大丈夫だと思います。
必要なものは飼育編で用意したものと基本的には同じですが、一点だけ準備するものが変わります。それはマットです。成虫を飼育する場合は特にこだわりませんでしたが、産卵させたい場合は粒子の細かい発酵マットを選択します。微粒子の場合、粒と粒の間ができにくなりことでマットに安定感がでます。発酵マットには一次発酵と二次発酵がありますが、二次発酵マットをオススメしますね。発酵が進むほどマットの色が黒くなってきます。発酵が進んだマットを使用することで産卵後に孵化した幼虫にエサとしてたべさせることができます。産卵用と書かれているマットを使ってもいいかと思います。
それでは産卵セットの準備をします。飼育ケースとは別のケースを用意します。ケース(中~大)にマットを2~3割ほど入れ手で押し固めます。その工程を数回繰り返しケースの7~8割くらいまでマットを入れます。その上にエサと転倒防止材を入れます。
あとはカブトムシのメスを入れてあげてください。注意点はエサを切らさないようにすることですね。産卵はとても体力を消耗するので、しっかりと栄養補給ができる環境を用意します。そうすることで産卵数も増えてきます。
私の場合:ホームセンターで完熟マット、産卵用マットを購入しました。現在はRush1のレギュラーマットを使用しています。