検索ワード

菌床産卵

菌床産卵という言葉を知るまでは、産卵と言えばマットか産卵木に産卵させるものだと思っていました。菌床産卵とは産卵木の代わりに菌床ブロックを適当なサイズにカットしたものをマットに埋め込んだり菌糸ブロックを崩してケースに手詰めしたものに産卵させることです。なんと言っても一番のメリットは割り出しが非常に楽になることです。市販されているものであったり、菌糸ブロックを崩して手詰めしたものを使ったりしますが、慣れないうちは市販されているものを使ったほうがいいと思います。手詰めだと菌の回りが均一にならなかったりすることがあるからです。菌糸ブロックはコスト的なことを考えるといいと思います。菌床産卵をさせるなら、まずは市販されているもので挑戦してみましょう。

ここで、私達が行っている菌床産卵について書いておきますね。市販されているものを使うのもよいのですが、よりコストを抑えるために菌糸瓶で代用しています。コスト的な事を考えてしまうので、より安価な菌糸瓶を使っています。実際にニジイロクワガタで産卵セットを組んでみました。産卵数も爆産とまではいきませんでしたが、累代には問題ない数の幼虫と卵(20匹)が採れましたので菌糸瓶で産卵でも問題ないと思います。菌糸瓶を使った産卵セットは準備がとても簡単です。蓋を開けた菌糸瓶にメスが潜っていける穴を掘ってケースに横にして入れて置くだけ

これで産卵セットの準備は終わり(写真には写っていませんが、エサとマットが少し入ります)です。あとはメスを投入して待つだけです。簡単なのでおススメですよ。

使用する菌糸瓶の種類ですが、オオヒラタケやカワラタケなど特に拘らなくても構わないと思います。ちなみに私が使用している菌糸瓶は”北斗恵栽園のカワラタケ”です。ババオウゴンオニの幼虫に使用しようと思い準備していたのですが、余ってしまったのでニジイロに使用しました。そのためカワラタケを使用しています。他の菌種でも違いが出るかやってみようと思ってのですが、上手くいっているのでカワラタケだけでやることにしました。

 

-検索ワード

© 2024 アマジblog Powered by AFFINGER5